きちみ製麺が日本健康麻将協会イベントに協賛
投稿日:2012年12月3日
白石温麺の株式会社きちみ製麺が協賛
高齢者の方々を中心に、健康麻将で「健康づくり・生きがいづくり・仲間づくり」を目指す活動が、全国的に普及しつつある中で、宮城県白石市にある株式会社きちみ製麺様より、当協会の大会イベントに賞品提供などのご協賛をいただけることになりました。
そこで、株式会社きちみ製麺、代表取締役社長、吉見光宣さんから、お話を伺いました。
事務局:
この度はご協賛ありがとうございます。さっそくですが、白石温麺とはどんなものか教えてください。
吉見社長:
はい。
歴史的には、今から四百年ほど前、伊達藩白石城下に鈴木味右衛門という人がおりました。
味右衛門の父は、胃を病んで床に伏し何日も絶食しなければなりませんでした。
親思いの味右衛門は、大変心配して何か良い食餌療法はないかと八方手を尽くしたところ、たまたま旅の僧から油を一切使わない麺の製法を耳にし、これを作って温め父に勧めたところ、胃病は日ならずして快方に向かい、やがて全快したということです。
油を使わないで作る麺は、胃にもたれず、消化も良いので回復を早めたのでしょう。
白石城の片倉小十郎公は、前記の孝行話の温かい思いやりの心を称えその麺を「温麺」(うーめん)と名付け、地場産品として奨励しました。 この白石温麺の「油を使わない伝統的製法」はその後秋田稲川町につたわり稲庭うどんとなったという説もあります。
事務局:
なるほど、その白石温麺のきちみ製麺さんが今回、当協会へのご協賛をいただけるようになった経緯を教えていただけますか?
吉見社長:
ええ、これにはご縁もあってのことなのですが、白石温麺は、「食用油を使用していないので胃にやさしい健康的な郷土料理素材」です。
これを、普段から健康への関心の高い、健康マージャン愛好者であるご年配の方々へ知っていただきたいと考えました。
また、温麺は、胃にやさしいだけでなく、小さな鍋でも茹でられる料理しやすさ、麺が短いのでつゆハネが少ない食べやすさ、温かくしても冷たくしても食べられるので、一年中召し上がっていただける便利さ、乾麺なので保存料や添加物を必要としない、など高齢者の皆さんにとってご面倒をかけることが少ないかとも思いました。
そして何より、日本健康麻将協会の憲章を拝見した際に、「健康の維持」「生きる喜び」「ふれあいの輪拡大」という考えに賛同し、弊社の白石温麺をご提供することを通じて、そのお手伝いができればと思ったのです。
事務局:
心強い応援、ありがとうございます。
まずは、2013年の春休み大会イベントへご協賛いただけるとのことで、参加者の皆さんには白石温麺を味わっていただけることと思います。
今後ともご協力をお願いいたします。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
吉見社長:
はい。こちらこそよろしくお願いします。