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国民文化祭

 「国民文化祭」とは、文化庁主催でまちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野における施策と有機的に連携しつつ、地域の文化資源等の特色を生かした文化の祭典であり、伝統芸能や文学、音楽、美術などの各種芸術、食文化などの生活文化等の活動を全国規模で発表、共演、交流する場を提供するとともに、文化により生み出される様々な価値を文化の継承、発展及び創造に活用し、一層の芸術文化の振興に寄与するものです。
昭和61(1986)年度の第1回大会から当時の浩宮殿下に御臨席いただいて以来、皇太子殿下になられた後も御臨席いただき、令和元(2019)年度から天皇皇后両陛下御臨席の下、文化庁、開催都道府県、開催市町村及び文化団体等の共催により開催されています。

 健康マージャンは平成30年(2018年)に大分県で開催された「第33回国民文化祭おおいた2018・第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」より「全日本健康マージャン交流大会」の開催をしています。

 当協会は他のマージャン団体と協力しながら、国民文化祭「全日本健康マージャン交流大会」の運営に携わっています。

ウェルネスマージャン・スマートルール

引用 文化庁
引用 一般社団法人 全国麻雀段位審査会

名称 国民文化祭
全日本健康マージャン交流大会
主催 文化庁
厚生労働省
開催都道府県
一般社団法人日本健康麻将協会
一般社団法人全国麻雀段位審査会
一般社団法人日本スポーツ麻雀協会

選手派遣について

国民文化祭・全日本健康マージャン交流大会へは、年齢制限なく参加する事が可能です。
当協会からは全国の加盟会場の中から選抜を希望する会場にて、予選会が行われます。
例年5月~7月頃に加盟会場の予選会は行われますので、ご参加希望の方は各会場にお問い合わせください。

開催予定

近年の国民文化祭開催予定

第38回 2023年 石川県
第39回 2024年 岐阜県
第40回 2025年 長崎県

全日本健康マージャン交流大会

全日本健康マージャン交流大会は2日間にわたり行われ、1日目は2人1チームのペア戦、2日目は個人戦で構成されています。
当協会からは本部主催大会の上位入賞者、各加盟会場から選抜された方が出場できます。

■趣旨
こどもから高齢者、障がいのある方も分け隔てなく全国から愛好者が集い、健康マージャンを通じて、新たな出会いと交流の場を創出するとともに、健康マージャンの魅力を全国に発信し、日本の文化として伝承していく機運を高める機会とします。

■ 事業内容
全国から競技参加者を募り、健康マージャン交流大会を開催します。

■ 出場資格
・健康マージャンのルール・マナーを習得している者。
・年齢、性別は問わない。

■ 競技方法
(1)東南まわしの半荘戦を、1日目・2日目共に4回行う。
1半荘の対局時間を50分とし、制限時間に到達した局の終了をもって終了。
(2)下記のとおり、半荘4回の合計得点を競う。
① 第1日目:ペア戦
2名1ペアとし、それぞれの4半荘の得点の総合得点を競う。
② 第2日目:個人戦
半荘4回の合計得点を競う。
③ 2日間総合成績
1日目、2日目の計8半荘の個人の合計得点を競う。
(3)競技規則は、健康マージャン公式競技規定に準ずる。
(4)組み合わせは主催者が行う。場所決め親決めは行わない。(回り親方式)
(5)服装は自由とするが、サングラス・帽子の着用は認めない。
ただし、特別な事情がある場合は、この限りではない。
(6)視覚に障害がある方が対局する競技卓は、特別麻雀牌(点字牌)を使用する。

国民文化祭 健康マージャン公式競技規定

国民文化祭で採用されている競技規定です。

1. 競技は、東南まわしの半荘戦4回戦で行う。常に1翻しばりとし、場に2翻をつける。
★競技時間 団体戦60分、個人戦50分とし、時間となった局が終わった時点でその半荘を終了する。
2. 持ち点30000点加減法(順位点)を採用。順位点、得点記入法は後記による。
3. カイメン(開門)は1度振りで行う。
4. 開局(プレイの開始)は、親の配牌の完了をもって局の成立とする。
5. 食いタンありの後付けあり。(アリアリルール、アガッた時に1翻あればよい。)
6. 食いかえなし。(例 2・3・4と順子をもっていて、1が出たのでチーして、すぐに4を捨てたりする事)
7. 空ポン、空チーの場合、罰符1000点を場に供託することでゲーム続行とする。(アガリ放棄とはならない。)
8. ワンパイ(王牌)は常に14枚残し。
9. ドラは、表ドラ、裏ドラ、カンドラ、カン裏ドラまで採用する。(カンが成立すると同時に、カンドラ、カン裏ドラも有効となる。)
10. ピンフ・ツモあり。(20符計算)
11. チートイツについて、子1600点・親2400点からスタート。(25符2翻)
12. 順子のみの、いわゆる食いピンフ形(符がなにもない)のアガリは30符で計算する。
13. リーチ後の「一発役」を採用する。
14. リーチ後の暗カンについて
牌姿が変わらぬ限り、カンしてもよい。「牌姿が変わる」とは、待ち形・手役・順子・雀頭が変わる事を指す。できないカンをした場合、流局時にチョンボ扱いとなる。
15. リーチ後にアガリ牌を見逃した場合、その後のロンアガリはできないが、ツモアガリは認められる。(フリテンになるだけ)
16. フリテンリーチを認める。(リーチ後のアガリ選択を認める事になるが、その際、ツモアガリのみとなる。希望するパイが来るまでツモを繰り返してもよい。また、フリテンである事の宣言は不要。)
17. ノーテンリーチは、流局時にチョンボ扱いとなる。(アガリ者があれば、アガリが優先されチョンボとならない。)
18. 形式テンパイを認める。(アガリの形が出来ていればよい。アガリとなるパイが全て河に切られていた場合でもテンパイと認められる。ただし、待ちパイの全てを自分で使っている場合は除く。)
19. アガリ者は、常に一人。(複数人の同時アガリの場合は頭ハネとなる。)
20. 30符6翻(60符5翻)は、切り上げて子で8000点、親で12000点とする。8翻でハネ満、10翻で倍満、13翻以上で3倍満とする。役満は4倍満(ダブル役満なし)。
21. ノーテン罰符は、場に3000点。連チャンは、1本場につき300点。
22. 親がノーテンの場合は全て親流れとする。オーラスの場合はゲーム終了となる。(その際、供託点があれば、トップ取りとする。)
23. 途中流局はなし。(九種九牌倒牌・四風子連打・四人リーチ・四カン等で流局することはない。)
24. 役満のパオ(責任払い)は、大三元の3組目、大四喜の4組目をポンまたはカンさせた者に適用する。ツモアガリの場合は全点数を、振り込みの場合は放銃者と折半で支払う。積み場がある場合は放銃者の支払いとする。
25. 役満の特例はない。
ア 暗カンに対する国士無双のアガリを認めない。
イ 国士無双13面待ちの際、1枚でもアガリ牌を捨てているとフリテンと見なし、ロンアガリは出来ない。
26. 旧役を使用しない。(人和、流し満貫、十三不塔、三連刻、カン振り、二翻しばり、など)
27. アガリ放棄となる場合。発声を伴うすべてのプレーができず、ノーテン扱いとなる。(多牌・少牌のとき。ツモる場所を間違えたとき。間違えてロンやツモと発声し倒牌前に取り消したとき。甚だしい先ヅモしたとき。誤ポン・誤チーしたとき。その他、審判長がアガリ放棄を宣告したとき。)
28. 赤色パイはドラ扱いとしない。
29. チョンボの場合、他の3人に3000点ずつ支払う。その局はやり直しとする。(間違えてロンやツモと発声し倒牌したとき。競技規定14、17のとき。その他ゲームの続行を不可能にしたとき。)
その局に発生したリーチ棒はリーチ者に返す。ただし、供託棒があればそのままとする。また、チョンボ者が複数の場合、全て罰を受ける。
30. アガリとチョンボが同時に発生した場合は、アガリを優先し、チョンボは免除される。
31. 点棒がなくなった場合は、他の人に借りてそのまま続行する。
32. 得点記入は30000点を基準に+の部分-の部分のみを記入する。(例32100点の場合+2.1と記入。25500点の場合△4.5と記入)
[順位点]について。
※1人勝の場合:1位 12点 / 2位 △2点 / 3位 △4点 /4位 △6点
※2人勝の場合:1位 8点 / 2位 4点 / 3位 △4点 /4位 △8点
※3人勝の場合:1位 6点 / 2位 4点 / 3位 2点 /4位 △12点
★30000点は勝とする。同順位の場合は、順位点を折半する。
※得点記入は、得点、順位点、合計まで記入。

国民文化祭 競技マナー20ヶ条

自分に厳しく、人に優しく

1. 対局に際しては、「自分に厳しく、人に優しく」を心がけましょう。
2. お仲間に不快感を与えないよう、身だしなみに気を配り、正しい姿勢を心がけましょう。(卓にひじを置いたり、足組みは慎みましょう。)
3. 指輪など尖ったものは、できるだけ避けましょう。
4. ゲーム開始時に「お願いします」、ゲーム終了時には「ありがとうございました」と挨拶しましょう。
5. 牌がセットされたら、相手がツモりやすいように牌山を右斜め前に出してあげましょう。
6. 牌山に「切り込み」を入れるのは、やめましょう。
7. 配牌終了後、開門位置の人は、リンシャン牌が崩れないよう下段に下ろし、そのあとドラをめくりましょう。
8. 「待たせない」こと。「牌の強打」は厳に慎み、捨牌は「6枚切り」にしましょう。
9. 「リーチ」、「ポン」、「チー」、「カン」、「ツモ」、「ロン」等は明確に発声し、そのあと動作に移りましょう。
10. リーチは、「リーチ」という発声、「打牌の横向け」、「リーチ棒の供託」の順序で行い、リーチ棒は所定の位置に丁寧に置きましょう。千点棒がない場合は、置く前に両替してもらいましょう。
11. チー、ポンは、「発声」「牌の明示」「牌の取り寄せ」の順序で行い、そのあと打牌しましょう。
12. 暗カンの時も4枚を皆さんに見せてから、リンシャン牌をツモりましょう。
13. 手牌は、伏せないようにしましょう。リーチの時も同じです。
14. リーチの後は、はっきり分かるようにツモ切りしましょう。
15. アガった時は,牌を相手に見やすく並べてから倒すようにしましょう。
16. 「裏ドラ」は、表ドラ、カンドラと一緒に並べて、全員に見えるようにしましょう。
17. 点棒の支払いは、他の人と混同しないよう置き場所を違えて置き、また受け渡しが終わるまでは手牌と牌山を崩さないようにしましょう。
18. 対局中の「口三味線」や対局相手への批判など言動には細心の注意を払いましょう。また,局終了後の「解説」も慎みましょう。
19. 対局していない時の立ち見、覗き見等は慎みましょう。
20. 携帯電話は、マナーモードに設定して、急用以外は使用しないようにしましょう。ただし、ゲーム中は使用しないで下さい。