厚生労働大臣賞・第18回健康麻将全国大会 終了報告
投稿日:2010年4月2日
NPO世田谷区聴覚障害者協会の協力を得てさらに交流深まる大会に
3月28日(日)、品川区総合区民会館「きゅりあん」7Fイベントホールにて、今年で18回目を迎える年に一度の恒例イベント、健康麻将全国大会が開催されました。
参加者は116名、今年も多くの方々が全国の健康麻将ファンの方々との交流を計りながら、楽しく成績を競いました。
左から 長野市 中澤 清人さん(第三位)・千葉市 西川 浩さん(準優勝)
田嶋智裕理事長(日本健康麻将協会)・龍ヶ崎市 加藤昭男さん(優勝・厚生労働大臣賞)
優勝されたのは、茨城県龍ケ崎市「NPOあすなろ福祉市民の会」(日本健康麻将協会 茨城県南支部)から出場の加藤昭男さん。
60歳以上で最も成績が優秀だった方に送られる、長妻昭厚生労働大臣から贈られた厚生労働大臣賞とのダブル受賞となりました。
また翌日29日にKKRホテル東京で開催された第4期健康麻将名人戦に、この大会の上位者4名(第4位だった神戸市から参加の佐伯浩二さんを加えて)がシードされ、翌日も熱戦を繰り広げました。
もう一つ、今年からNPO世田谷区聴覚障害者協会の方々の協力を得て、事前に予選となる大会を開催、上位の2名の方に出場いただきました。
今回出場いただいた聴覚障害者の方々と同卓して気にする点は2つだけ。
1.ポン・チーなどの発声行為を行うときは卓の枠を軽く叩く(聴覚障害者の方はその動き、枠の振動で手を止めます)
2.点数計算などでどうしても言葉の伝達が必要な場合は、右利きの方は右後ろに控えていただいている手話通訳者の方に伝える
※ 聴覚障害者の方々同士では、親で5,800をアガったときに、語呂合わせでご飯(ごはん)を食べるしぐさをすることもあるそうです。
なんだかユニークですね。
日本健康麻将協会は以前より点牌教室(視覚障害者麻将教室)を主催、健康麻将全国大会においても点牌教室からの参加者を募り、皆さんとの交流を図ってまいりました。
これを機会に、各地で障害者の方々とマージャンを通じての交流を深めていくことができればと思っています。
さて、次回の第19回健康麻将全国大会は、来年3月に開催を予定しております。
来年も、多数の健康麻将ファンの皆さんのご参加を、心よりお待ちしております。
第18回健康麻将全国大会・大会概要
主催 日本健康麻将協会 (社)長寿社会文化協会
後援 厚生労働省 品川区 麻雀博物館
協力 マツオカメカトロニクス ささき商事
116名の皆さんの対局風景 田嶋智裕理事長挨拶
写真提供:麻雀新聞